出雲市駅をスタートして、酒蔵やワイナリーを電車で乗り継ぎながらめぐるモデルコース。
出雲市駅、旭日酒造、富士酒造、板倉酒造、島根ワイナリー、雲州平田市駅、酒持田本店をめぐります。
出雲市駅
出雲市の玄関口にふさわしいこのデザインは、出雲文化の豊かさと歴史を感じさせるだけでなく、出雲を訪れる全ての方に「神話の国・出雲」らしい特別な体験を提供しています。
駅に降り立った際は、ぜひそのデザインの細部に目を向け、出雲らしさを感じてください。
旭日酒造
創業明治2年。出雲市駅から徒歩5分の商店街の中の酒蔵です。
代表銘柄は「十旭日(じゅうじあさひ)」。
出雲大社御神酒「八千矛(やちほこ)」も2013年よりお守りしています。
呼吸するかのような土壁の蔵の中で、米や微生物に真摯に向き合い、醗酵を見守っています。
温度や合わせる料理の違いにより印象が変化する日本酒の魅力を、多くの方に楽しんでいただきたいと思っています。
昔ながらの生酛造りにも取り組んでおり、見えないものに守られる出雲の地で、この蔵ならではの味わいを醸しています。大正時代の趣を残す店頭では、気軽に試飲していただるスペースをご用意しています。
富士酒造
富士酒造は日本酒発祥の地「出雲」で清酒「出雲富士」を昔ながらの手づくりを大切に醸造しております。
出雲富士の名は、出雲の地で富士山のように愛される日本一の酒が造りたいという想いで命名されました。
低温でじっくりと大切に発酵した醪は、全量昔ながらの木槽で優しくゆっくりと搾ります。
出雲社氏によって手間暇を惜しまず醸された出雲富士は、調和の先にある唯一無二の清らかで素直な味わいのお酒に仕上がります。
そんな出雲富士は人と食の良き縁を結びます。
板倉酒造
清酒「天穏(てんおん)」の醸造元、板倉酒造は明治4年の創業。
天穏という酒名は仏典の無窮天穏という言葉から命名されました。
無窮天穏とは、天が穏やかであれば窮する(困る)ことは無い、世界とその未来が平和であることを願う言葉です。
日本酒は自然や神、ご先祖様からの授かりものであるお米に対して、豊穣と感謝の祈りを捧げるために造られるもので、そのお酒は「御神酒」と呼ばれ日本人が自然や神に対して捧げる最上の御供物とされています。
私たちは御神酒こそが天穏・無窮天穏の目指す姿であると考え、清らかで優しく飲む人の心を穏やかにするような御神酒を造りたいと思います。
島根ワイナリー
当館では「島根わいん」をはじめとするオリジナルブランドのワインの製造を行っているワイン工場を併設しており、無料で工場見学も可能です。 館内にはワインの無料試飲コーナーもあり、様々な種類のワインを気軽に味わっていただけます。
雲州平田駅
一畑電車の拠点駅。駅から徒歩10分のところに木綿街道があり、江戸から明治にかけて良質な木綿が生産され市場町として栄えた当時の町並みを今に残しています。
立ち並ぶ老舗のほとんどが創業100年を超えています。
酒持田本店
『ヤマサン正宗』醸造元、酒持田本店は創業明治10年。
古い街並みを今に残す木綿街道の中ほどにあり、蔵や主屋など5棟が国の登録有形文化財に指定されています。
『ヤマサン正宗 』の「サン」は「三」に通じ、売り手よし・買い手よし・世間よしの「三方よし」から付けられ 、以来140年の間親しまれてきました。「三方よし」の理 念の下、普通酒にいたるまで全て島根県産の酒米を使い、麹は全て手造りし、長い伝統を持つ出雲杜氏の腕で米の旨味を引き出した酒を造り上げています。
※イラスト作者:ホシノアンリ
イラストに関するお問い合わせは、運営事務局までご連絡ください。