
日本海に面した島根県出雲地方に伝わる伝統の逸品、「十六島(うっぷるい)海苔」。
この海苔は、出雲市の十六島町周辺の岩場に自然に生える希少な岩海苔を手摘みし、昔ながらの製法で仕上げた最高級の天然海苔です。

十六島海苔の特徴
一般的な養殖海苔とは異なり、十六島海苔は寒さが厳しくなる冬の限られた時期にしか収穫できません。潮の満ち引きを見極めながら熟練の漁師たちが手作業で摘み取るため、その量はごくわずか。これにより、香り高く濃厚な旨みが凝縮された逸品が生まれます。
また、パリッとした食感とともに口の中で広がる芳醇な磯の香りは、まさに自然の恵みそのもの。噛めば噛むほど広がる深い味わいが特徴です。


美味しい食べ方
十六島海苔は、焼かずにそのまま食べるのが最もおすすめです。出汁のきいた温かい味噌汁にさっと加えると、磯の香りがふわっと広がり、贅沢な風味を楽しめます。また、炊き立てのご飯の上にちぎって乗せ、醤油を少し垂らせば、シンプルながら絶品の一品に。さらに、お茶漬けやおにぎりの具材としても相性抜群です。



伝統を受け継ぐ希少な海苔

千年以上の歴史を持つと言われる十六島海苔。出雲の地に根付いたこの伝統の味を、ぜひ一度ご賞味ください。その深い旨みと香りに、きっと魅了されることでしょう。